今日留め上がったリングのひとつ。
同じ5弁の花びらでも以前作ったものとは微妙に変化してきています。

adamas／アダマス

「adamas」

屈しない。征服されない。

このたび、kataokaでは10月初旬に予定している新作展のプレイベントとして、ブライダル新作発表および特別企画を行います。

期間中特別企画として、マリッジリング、ブライダルリングの内側に小さなダイヤモンドを留めるプレゼントをさせていただきます。

ダイヤモンドの語源として使われたギリシャ語のadamas（アダマス）とは、「（何事にも）屈しない」「征服できない」との意味があり、リングの内側に秘めたように留るダイヤモンドはお二人の強い象徴となります。

kataoka／jewelry and objets d'art
新作ブライダルリング企画展 
adamas（アダマス）

日時：2012年9月14日（金）〜9月23日（日）　※9月17日（月祝）はお休みとなります。
場所：kataoka／jewelry and objets d'art
　　　〒152-0031 東京都目黒区中根2-3-15　　

          03（6421）4573

　　　13：00〜19：00

個人的にも使っているDAWN Parfum FORMULA Xがまた空に。
おかげで今年も良い夏が過ごせました。

kataokaでは、リングの細い部分にちいさな丸い打刻模様が打たれていることが多いのですが、このような細工技法をミルグレイン／milgrainといいます。
この技法は19世紀のエドワーディアン期のジュエリーやベルエポックのデザインによく見られる古い技法ですが、この技術を再現することにより、kataoka独特な印象をあたえるといっても良いかもしれません。ミルグレインは19世紀頃と同じ工具、同じ時間をかけることにより、より精緻でやわらかい雰囲気に仕上がります。

先日、初めての職人さんと打ち合わせ。
腕のいい職人さんはプライドが高いのでいろいろ気を使いますけど、やり取りはたのしい。愛想の無い人、口の悪い人ってじつはけっこう信用できる人多いです。
写真は丸みを出す工具「やぼうず」。

あさ仕事場に来て早々、間を置かずにガシガシつくる清々しさといったらない。もちろんメールチェックなんて後回し。朝のスタート時にいろんな人の概念が入らない方が一日いい感じにうまく行きます（おすすめ）。

kataokaでは、オープン一周年にあわせオールドマインカットダイヤモンドを留めたリング2種（限定1本づつ）を一周年特別価格にて販売します。
※商品は近日中 news にてお知らせいたします。

左が通常のラウンドブリリアントカットダイヤモンド。真中と右がオールドマインカットダイヤモンドです。見比べるとわかりますが、ガードル（ダイヤモンドの淵）からテーブル面（トップ面）と全体的に厚みがあるカットです。
正面から見た感じはラウンドブリリアントカットの真円に対し、オールドマインカットはクッションのようなカットになっています。
やわらかい輝きと、ころんとしたカットが非常に愛らしいダイヤモンドです。

oldmine cut diamond
0.28ct

闘犬の勝敗は犬の大きさではない。
大事なのは犬の闘志だ。

「ベジャール、そしてバレエはつづく」
２００９年　スペイン

店で使っている紙製シェード。
これけっこう凝っているのですが、フチの黒い紙が蛇腹になって下に伸びるのです。
じつは戦前の空襲時に灯を咄嗟に隠すシェードのデットストック。
今っぽく見えるかたちにも、日本のたいせつな記憶があります。

先月行われた、LIMのWEB撮影がやっと終了。
意外に時間かかってしまいました。。。

店に必要なアイテムで探すのに苦労するのが「傘立て」「現金トレイ」などなど。
あと意外に苦労するのが「お客さま用ボールペン」。
でも昨日伊東屋で見つけたPelikan / GERMANY。このデザインはいい。

こちらも先日納めたリフォームリング。元々のプラチナ枠からオパールを外し、kataokaの枠にセッティングしています。
k18 gold opal diamanod ring

※本日（月曜日）店はお休みになります。

先日完成し納めたリフォームリング。
お持ち込みのプラチナリングからダイヤモンドを外し、kataokaの枠に留めています。
k18 gold diamond ring

写真は、石川県能登半島の珠洲岬。
休暇中はせわしない東京を離れ、ちょっとした地の果て感を味わって来ました。
暑いこの時期もいいのですが、寒い時期はかなりの雰囲気がありそう。

ふらっと入った本屋で先ほど買いました。
以前、ラジオ出演していたときに聞いた穂村さんの声と話し方が妙に印象のこっている。

頼んでいたBETTINA SPECKNERの図録届く。
作ることって、どれだけ多くの詩情を組み込めるか。
そんなことを思わせる一冊。


BETTINA SPECKNER: SCHMUCK/JEWELLERY
http://www.bettina-speckner.com/40983.html

10月初旬に、kataoka／jewelry and objets d'artオープン一周年の新作展を予定しています。
頭を整理し何をつくるべきか思案中。
ちょっとふしぎなものを作って見せつけたい。
そんなものが出来るか。