一昨日、昨日と大きな会場で開かれている宝飾展に素材を探しにいって来ました。一昨日に集中して見たつもりが、念のため行った2日目の方がおもしろい素材をいくつか発見。
仕入れは経験と嗅覚を頼りにした「狩り」に近いように思いますけれど、自分の鼻はまだまだ信用出来ないです。

いま職人さんと打ち合わせているネックレスチェーンのパーツサンプル。新作展に向け、ちょっと変わった制作技法の打ち合わせ中。職人さんが嫌がっているのがよくわかる。

バレエの躍動と映画の時間を求め、ひさびさ渋谷Bunkamuraへ。
ハルキストではないが、肉体こそが人間にとっての神殿である。あらためて確認。

自分のラフ画に苦しむのはよくある。
自分がクライアント。

本日、Nさんご夫婦に3つのリングを納品しました。
ひとつは女性側お母様のダイヤモンドリングをkataokaのエンゲージリングにしたリフォーム。もうひとつは男性側ご両親の結婚指輪を「お二人のための結婚指輪に手直しする」というリフォーム。
ご両親が着けられていた時間と面影を残しつつ、Nさんお二人に引き継ぐお手伝いをしました。

リングは納品することに注力したせいか、撮影させていただくのをすっかり忘れました…
（リフォームの撮影はかなりの頻度で忘れること多し）
写真はお礼に頂いたDEMEL。

ちょっと店を抜け出し高円寺にある書肆サイコロへ。
3AMという心地よい音楽CDと都筑晶絵（製本家）さんによる手帖を買う。
高円寺はすてきだ。コクテイルもあるし。

僕の作り方のひとつに、
期待しない思考錯誤のパーツをつくっておいて、いつか偶然の良い組み合せを待つ、というがあります。感じとしては理系とかの研究者さんにちょっと近いかも。これは結構気長なスタンスです。普段締め切りのある作業を平行しつつ、ほぼ放置して「いつかの偶然を待つ」わけですから。

仕事の合間に植物に水をあげることは、ちょっとした気分転換になると気づきました。

昨日につづき、今年予定しているkataokaのおしらせ。
5月末に［COUTURE］というバイヤーさん向けのジュエリー展示会に出店します。
マキャベリも「慎重であるよりは、果敢である方がよい」と仰っております。

少々早めのお知らせをひとつ。
今年も昨年に続き、山下陽子（銅版画家）とkataoka新作展のコラボレーション展示「parcels」を3月に行います。
私たちの小さな品物がよい旅をしますよう。

「parcels」

小包、ちいさな贈りもの「parcels」とのテーマから、

山下陽子（銅版画家）のオブジェとkataoka（新作ジュエリー）による、

コラボレーション展示を行います。

日時：2013年　3/15（金）〜3/24（日）　13：00〜19：00　※18日（月）休み

場所：kataoka/ jewelry and objets d'art

           〒152-0031　東京都目黒区中根2-3-15 KIビル1C

           03（6421）4573

           月曜休

山下陽子／yoko yamashita

1998年に初個展を開催。銅版画の制作とともにコラージュやオブジェも手がけ、

書籍の装画や 銅版画入りの限定本を発行するなど、本との関わりも大きい。 

http://www1.odn.ne.jp/graveuryy/ 

2013年始業しました。本日も早朝散歩。
どうせいつか死ぬ訳ですから、悔いのない生き方を。
どうせ作るのですから、惹きつけるようなモノを。

あけましておめでとうございます。
写真は今朝の自宅付近商店街。
年も明けて飽食3日目ともなると、罪悪めいてくるといいましょうか、ざわざわと後ろめたさが。
そんな訳で朝の散歩。
今年も働きます。どうぞよろしくお願いいたします。